やなせたかしの”ぼくの生き方”

アンパンの作者のやなせたかしさんです。　　　　　　　　　★ぼくの生き方という詩です。ひとは何のために生まれたか　ひとはひとを喜ばせる為に生まれた　　　　何故なら　　　　この世は寂しくてつらい(中略)ひとの最大の喜びは　　　　　ひとを喜ばせること　　　　　なぐさめあって生きていくこと(中略)  ぼくは絵本や童話や漫画を書いた　　それでもひどく下手くそで　面白いですか　　喜んでくれますか　　ただそれだけで書き続けた(中略)        ぼくは毎日嬉しかった　　苦しむことが喜びだった　　　　　たったひとりのひとでもいい　それから　３三人又四人　　　少しずつ　喜ぶひとを増やす　それがぼくの生き方で　　　　巨匠や名人にとてもなれない　なりたくもない　　　　　　　非凡なひとではないのだから(後略)