2024年06月07日

仏典の最後の審判❗️


仏典にも最後の審判を予言する言葉が残っています。    ★法滅尽経(ぶつめつじんきょう) という経典がそれです。 これによると悪魔が僧侶に化けて仏教団に入り込み、教団を自滅させるというのです。これらの僧侶は仏法を説かないばかりか、日頃なまけて酒を飲み、乱行のかぎりつくし、腐敗堕落の道を楽しむとあります。そのうち、ある日、一大洪水が起こって人々を水中に沈め、魚の餌食にするというのです。まるでノアの方舟の様な見方です。釈迦は末法を予言しましたが、世の終わりについて語ったかどうかこの経典は大乗仏教が興ってから書かれたものらしく、釈迦の末法説をもとにしているかどうか。人間の行く末を見ると、その飽くなき欲望とエゴ、知の果てにくるものは破壊しかありません。今のままでは未来は明でなく、暗の世界が横たわっている事は、確かでしょう。   堀田和成 菩薩の杖 法輪出版参考