2025年10月20日
富良野馨著 「カッコウ、この巣においで」の本ですが、陶芸家岩淵高義が焼き物に使うための土を探していた山中で、凍死の少年を見つける。救急車で病院に搬送された少年が目を覚ましたのは5日後。高義は医者から、少年が「腕や足にいくつもの打撲や骨折、アザ、更には火傷まで負って」おり、加えて「昨日、今日つけられたのではない古傷もある」事を知らされる。から始まりタイトルの「カッコウ」とはカッコウの托卵行動に由来する。大切なのは血のつながり「だけ」ではない。たとえ血のがつながらなくても「家族」になることは出来るのだ。という物語です。 著 吉田伸子の頑張れ熟年!