2021年01月18日 中医学での脳の捉え方❣️ 中医学で「脳」は黄帝内経や 本草綱目などの古典にも登場こそしていますが、余り詳しくは書かれていません。 後に西洋医学の影響を受け、人の記憶は脳にあるとされ、想像、推理、感覚、欲望などを担当しています。 しかし中医学では、臓器を動かしたり、感情をコントロールしているのは脳でなく気血水や臓器自身の働きによるものであり、人体を生かして精神活動を主宰している「神」を宿すのは「心=心臓」であると考えられています。一方で、話したり行動したりという高度な精神活動を行なっているのは「脳」であり、脳は「元神の腑」とも呼ばれる。