2015年04月25日 肺虚を招く冷房病 ! 初夏から秋まで冷房が使われるようになり、冷房による冷えが秋から冬の体調不良や持病の悪化のベースになっている場合が少なくありません。 例えば秋の長引く咳。秋に対応する五臓は肺です。 冷房で皮膚から冷え、その冷えが肺虚を招き、肺熱へと転化し、布団の中で体が温まると咳が出始め、なかなか止まらず眠りを妨げる。風邪もひきやすくなります。 皮膚には、寒さから身を守る衛気が肌のバリアとして存在する。冷房でそのバリアは破られ、冷えが侵入してきます。すると寒気がし、気血も動きが鈍くなります。